ひがし歯科

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Nd:YAGレーザーの評価

SRPの補助としてのNd:YAGレーザーの評価評価

Nd:YAG(ネオジウムNd、イットリウムY、アルミニウムA、ガーネットG)レーザーは歯科領域ではこの20年間では、最初のころは小手術や根管治療で使われてきた。歯周病治療への使用は、歯石除去、ポケット内上皮の除去、不良肉芽の除去が提案されている。しかしそれらの結果の報告は一致していなくて正反対のものもある。さらにレーザーを使った歯周病治療はルーティーンにはなっていない。

Nd:YAGレーザーは波長がセメント質や象牙質に吸収されないので、歯周病治療にも使えるはずである。Nd:YAGレーザーのみがポケット内上皮に使える。9Wでは悪影響があったという報告がある。4Wでは安全であるという報告がある。解決していない問題は、Nd:YAGレーザーはオーバーヒートを起こす可能性があることである。初期にはプローブの直径300μmでは歯周組織にオーバーヒートを起こす可能性があったが、600μmではセメント質、歯周組織へのダメージへのリスクが減少した。他に、水冷することによってオーバーヒートを防げる。

スエーデンのカロリンスカの歯学部病院の研究者がNd:YAGレーザーがSRPの補助となるかどうかを検討した。30人の患者。下顎の左右で、SRPだけと、SRPとNd:YAGレーザー。ベースラインでGCFサンプル採取。MMP-8, IL-1β, -4,-6、-8が測定された。プラークインデックス、GI, PDを記録した。

1週間後、PD, PI, GCFには有意差がみとめられた。3ヶ月後ではPD, PI, GI, GCFに有意差が認められた。
IL1-βとMMP-8は1週間後で有意差がみられた。3ヶ月後でもみれれた。

短い期間ではSRP単独より、Nd:YAGレーザーとの併用は歯周病治療には効果が認められた。
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ひがし歯科はもちろんYAGレーザーを完備しています。歯周外科時の不良肉牙の除去にはなくてはならないものです。

T.Qadri, P.Poddani, F.Javed, J.Tunér, A.Gustafsson, A Short-Term Evaluation of Nd:YAG Laser as an Adjunct to Scaling and Root Planing in the Treatment of Periodontal Inflammation;J Perio,2010,81,1167-

2010-09-13 知覚過敏用の歯磨剤 即時埋入即時荷重-感染部位と非感染部位での違い
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