ひがし歯科

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歯科衛生士の首と肩への負担

歯科衛生士の首と肩の疾患の問題。

歯科衛生士は、首と肩の疾患の割合が高いが、特定のリスクファクターは確定されていない。
おそらく歯科衛生士業務にアシスタント業務が加わることがリスクファクターになると考えられる。

自己申告の所見と、医師の診断を受けた首と肩の疾患を考えることで明らかになるかもしれない。
コネチカット大学の研究者が少なくとも5年の臨床経験のある歯科衛生士94人と歯科衛生士学校の学生66人を対象にして調べた。学生のうち、39人はアシスタント業務の経験があった。

被験者は感じているリスクファクターと痛みについてのアンケートに記入した。
さらに医師により検査を受けて、首と肩の疾患の有無を決定した。

首の痛みがないと申告したひとのうち、83%が医師により首の疾患を認められなかった。
首の痛みを申告した半数以上の被験者は、医師の検査でも疾患が認められた。

肩の痛みの一致はそれほど明確ではなく、肩の症状がないと申告したひとの半数以上は疾患が見つからなかったが、肩に痛みがあるというひとの43%が医師の診断で疾患が確定された。

首と肩の疾患は、歯科衛生士学校の学生と比較して、歯科衛生士で高かった。アシスタント業務の経験がある学生は、経験がない学生より頭頚部の問題が多かった。
歯科衛生士と歯科衛生士の学生のグループでは、肩の疾患より、首の疾患のほうが多かった。
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実際は、歯科衛生士が肩が痛い首が痛いというのは、ほとんど聞いたことがないです。

Morse, T., Bruneau, H., Michalak-Turcotte, C., Sanders, M., Warren, N., Dussetschleger, J., Diva, U., Croteau, M., Cherniack, M.: Musculoskeletal Disorders of the Neck and Shoulder in Dental Hygienists and Dental Hygiene Students. J Dent Hyg 81; (1): 1-16, 2007.

2012-04-27 歯科医と姿勢 緑茶とインフルエンザ
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