ひがし歯科

ひがし歯科への診療予約は06-4809-0008まで。月曜日~金曜日は9時~20時まで受け付けております(土曜日は13時まで、日祝は休診です)。

治療について

糖尿病の方へ

2型糖尿病の方は歯周病をしっかり治療しましょう。

2型糖尿病の方は歯周病に要注意です。

歯周病は糖尿病の6番目の合併症と言われています(Harald Löe, Periodontal Disease The sixth complication of diabetes mellitus, Diabetes Care, vol 16, Supplement 1, January 1993)。
(他は腎症、網膜症、神経障害、大血管障害、小血管障害)

歯周組織の微小血管障害、歯周結合組織の代謝の異常、免疫機能の低下や唾液の減少・口腔乾燥を発症する場合があります。

歯周病の治療・管理を行うことにより、血糖コントロールが改善したとの報告もなされております。

糖尿病は、2つの方向性がある代謝疾患です。
(方向1)糖尿病が口腔の健康に影響する(糖尿病で、歯周病が悪化する)。
(方向2)口腔の健康が糖尿病に影響する(歯周病があると、糖尿病が悪化する)。
歯周病は多くのサイトカインを口腔内から血中に放出する。このサイトカインが引き金となり、インスリンと拮抗するので、糖尿病が悪化する。

歯周病を治療することで糖尿病がよくなることは日常の診療でもよくあることです。
しかも、タイプ2糖尿病のひとの3割が、ご自分が糖尿病であると診断されていません(つまり自分が糖尿病だと知らない)。案外歯科で最初に糖尿病かも?とみつかるかもしれません。

糖尿病の方は、必ず定期的に歯周病をしっかり診てくれる歯科で定期検診を受けましょう。

治療内容ここまで