ひがし歯科

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隣接面から磨いてください

ブラッシングはどの部位から始めたらよいのでしょうか?

効果的なブラッシング方法の話。

歯肉炎予防と歯周炎予防のためには、機械的なプラークコントロールが、いまでももっとも効果的な方法である。

蓄積したプラークが成熟して4日以内に、初期の歯肉炎が起こる。
一日おきにすべての歯面からプラークを機械的に除去することは、効果的に歯肉炎の兆候を防ぐ。
隣接面と比較して、頬側面と舌側面は歯肉炎に対してリスクが低いので、毎日頬側面と舌側面をブラッシングするいまの方法より、一日おきに頬側面舌側面以外の面をしっかり磨くことの方が効果的である。

プラークは最初に下顎の大臼歯、小臼歯の隣接面に蓄積する。上顎の口蓋側面はあまりプラークは蓄積しない。退屈で細かな口腔衛生指導をするより、リスクの高い隣接面に注目してもらうべきである。
望ましい習慣を確立する方法をとるべきである。

一例として、ブラッシング前に歯間ブラシを使う方法がある。
いままでの習慣の前に、最初に歯間ブラシを使用するようにすると、忘れにくく、習慣は維持されるだろう。
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隣接面ののプラーク除去が効率がよいです。

Axelsson, P., Albandar, J., Rams. T.: Prevention and Control of Periodontal Diseases in Developing and Industrialized Nations. Perio 2000 29: 235- 246, 2002.

2012-05-14 磨きにくいのは...右下 歯科医と姿勢
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