ひがし歯科

ひがし歯科への診療予約は06-4809-0008まで。月曜日~金曜日は9時~20時まで受け付けております(土曜日は13時まで、日祝は休診です)。

歯科医 東のウェブログ

SRP後の全身の炎症マーカー

1日ですべての歯石除去をするとどうなるのか?

歯周病はいくつかの全身の炎症マーカーと関連している。軽度の全身の炎症は、CRP、白血球数、血清アミロイドAや他の血液マーカーにより確認できる。

イタリアのピサ大学の研究者が、ベースラインとして、これらの血清中の炎症マーカーを測定して、SRPの後に、1日、7日、30日、90日、180日経過ごとに、再び測定した。歯周外科後についても、270日後まで測定した。14人の被験者は慢性の中等度の歯周病に罹患していた。プロービング値のベースラインは、64ヶ所の測定で、平均4mm少々であった。患者はベースラインデータを集められて、口腔衛生指導を受け、24時間以内に全顎SRPを受けた。ポケットは3ヶ月で16ヶ所に減少し、6ヶ月で15ヶ所になた。歯周外科処置が6ヶ月後に行われ、患者ひとりあたり8ヶ所のポケットをなくすことができた。

CRPレベルは、SRP後に増加し、歯周外科後は減少した。他の血清マーカーもSRP後には有意に増加し、歯周外科後には減少した。このことは、歯周外科に比べて、フルマウスのSRPが感染がある状態で行われていると考えられる。特定の治療方法というより、歯周病感染の範囲が、治療後の炎症マーカーの変化により影響を与える。
---
フルマウスのSRPの方が、歯周外科より、血清の炎症マーカーに影響を与える。

Graziani, F., Cei, S., Tonetti, M., Paolantonio, M., Serio, R., Sammartino, G., Gabriele, M., D’Aiuto, F.: Systemic Inflammation Following Non-Surgical and Surgical Periodontal Therapy. J Clin Perio 37: 848-854, 2010.

2011-01-14 CRPは肝臓以外でも産生されるのか? ビタミンB12はアフタを予防するのか?
新着情報ここまで