ひがし歯科

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子供の鼻閉塞は要注意

子供の鼻閉塞はお口の発達に悪影響です。

耳鼻咽喉科医は、顎顔面の成長変化やいびきや睡眠時無呼吸症候群になるかもしれない鼻閉塞のこどもを多く診察する。矯正専門医は、口呼吸と顎顔面の発達の間に因果関係があるかどうかを1世紀以上議論してきた。
頬筋、口唇、舌が顔面の発達に重要な役割を果たすという意見もあれば、単に遺伝的なものであるという意見もある。どちらの議論においても、4歳までに顎顔面の成長の60%が起こり、12歳までに90%が完了するということが医師と歯科医師の見解である。

下顎骨の成長は一般的に18歳で完了する。口呼吸の影響での顔面の異常成長を防ぐためには、低年齢から介入すべきである。医師と歯科医師は患者さんが口呼吸であるかどうかをチェックすべきである。

子供は口呼吸または鼻呼吸に分かれているけれども、多くは鼻呼吸と口呼吸の混合であり、夜は舌を口蓋から下方に降ろし、開口になって、口呼吸になることが多い。

アデノイド顔貌という用語は、1872年に初述された。鼻閉塞によるアデノイド肥大に伴う顎顔面の変化である。
今日、こどもが鼻呼吸から口呼吸になってしまう理由は多く存在する。長顔症候群がそれを表している。
口呼吸、口唇閉鎖不全、開口、交叉咬合、下顔面の発達、下顎後退症、歯列弓発育不全、高口蓋、ガミースマイルなどがある。

Schreiner, C., Deskin, R., Quinn, F.: Nasal Airway Obstruction in Children and Secondary Dental Deformities. UTMB, Dept. of Otolaryngology, Grand Rounds Presentation, 1996.

2013-10-13 メインテナンス費用の比較 こどもの口呼吸は前傾姿勢
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