ひがし歯科

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口腔悪習癖と顎関節症

口腔悪習癖は顎関節症と関係することが多いです。

顎関節症は3つの症状を伴う。疼痛、関節雑音、開口障害。
口腔悪習癖は顎関節症と関連する。悪習癖とは、爪を噛む、噛みしめる、歯ぎしり、口唇をかむ、ものをかむ、ガムを噛むなどのことである。

ブラジルのサンパウロ大学の研究者が、小学生から高校生を対象に、悪習癖と顎関節症の兆候と症状を調べた。10歳から20歳。

調査の質問はすべてyes/noで答える方式。質問リストは、頭痛、関節雑音、咀嚼困難または咀嚼時の痛み、疲れた顔、ロックした関節、顔面痛、開咬時疼痛。このスクリーニングアンケートは、アメリカ口腔顔面痛学会のものを改良した。

3つ以上の顎関節症の兆候が確認が、顎関節症の確定診断に必要である。

頭痛(41%)
顎関節雑音(25%)
会話時または咀嚼時の痛み(14%)
顔面疲労(10%)
顎関節のロックの経験(9%)

少なくとも口腔悪習癖が1つあるひと(16%)。2つ(20%)、3つ(39%)。
口腔悪習癖が認められないひと(25%)。

口腔悪習癖の数と顎関節症の症状と間に有意に相関が認められた。

Motta, L., Guedes, C., DeSantis, T., Fernandes, K., Mesquita-Ferrari, R., Bussadori, S.: Association Between Parafunctional Habits and Signs and Symptoms of Temporomandibular Dysfunction Among Adolescents. Oral Health Prev Dent 11:3-7, 2013.

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