ひがし歯科

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禁煙と歯科衛生士

歯科衛生士は禁煙指導に適任の資格なので身近な禁煙外来は歯科です。

喫煙は、歯周病も含めた多くの疾患への重大なリスクファクターである。多くの国の政府が禁煙するためのガイドラインを用意して、医療従事者に、禁煙のために必要なサービスを提供するように要請している。歯科衛生士は禁煙しようとするひとに質問、カウンセリングをする完璧なポジションである。しかし、研究によると、患者に禁煙指導をする歯科衛生士の数は少ない。

イギリスのキングズ・カレッジ・ロンドンの歯学部のガイ病院の研究者が、禁煙活動についての態度や参加意識をアンケートで評価した。イギリスには約4000人の歯科衛生士がいる。調査票はイングランド東部のいわゆるホームカントリーと呼ばれる地域の671人の歯科衛生士に送付された。回収率は61%で、412の回答があった。

歯科衛生士は禁煙のよい見本となるべきか?という質問には、97.4%が同意した。同様に、回答者の93.5%が患者に喫煙の習慣について質問すべきであると考えている。歯科衛生士は禁煙について説明することを気楽に考えているが、歯科衛生士が禁煙すべきだと患者に話しても、多くのひとはニコチンの蓄積により禁煙することはできないだろうと、回答者の62.8%が考えている。

他の研究によれば、禁煙のカウンセリングや活動をしない歯科衛生士は、知識不足、トレーニング不足、時間がない、教育教材がない、禁煙を成功するまでの信頼関係がないということがいわれている。
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禁煙に積極的な歯科衛生士は、患者のための禁煙カウンセリング、活動を積極的にやっている。

Pau, A., Olley, R., Murray, S., Chana, B., Gallagher, J.: Dental Hygienists’ Self- Reported Performance of Tobacco Cessation Activities. Oral Health Prev Dent 9: 29-36, 2011.

2011-06-03 入院はお口の健康には悪い 歯面への黒い着色
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